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2024年11月

2024/11/27

時計をOPPO Band 2に代えました

2021年の5月に買ったOPPO Band Styleを気に入って使ってきたのですが、先週末に何故か充電できなくなって(後に理由判明します)、後継機のOPPO Band 2を買って使い始めました。商品としては2023年1月発売で、既に取扱店も少なくなっていて今さらですが、感想などを残しておきます。
Oppoband2a
左が従来品、右が新しいのです。壁紙は「本好きの下剋上ふぁんぶっく5」から。

OPPO Band2への移行は実に簡単で、専用アプリOHealthで旧機種とのペアリングを解除し、新機種とペアリングするだけでした(新機種の方を立ち上げるのに電源を繋ぐのも同じ)。これで通知や心拍数・血中酸素レベルの測定設定などがあっさりと引き継がれます(SpO2値も同等)。一方、細かな違いも少々。これまでに気が付いているところでは:
①画面のピクセル数が約2.8倍になり、両方とも約300dpiで、面積も情報量も2.8倍になった。これによりアプリ起動への動線は短くなり、通知の文字が大きくなった(便利)。
②通知に[閉じる]ボタンが現れ、これで閉じるとスマホ側の通知も閉じてくれる(便利)。
③スマホを置き忘れたときなどの、Bluetooth切断通知ができるようになった(便利)。
④充電完了通知がスマホに来るようになった(便利)。
⑤アラームが、従来はアプリで設定しバンドに転送していたところ、本機はバンド自体で設定するようになってタイトルが付けられなくなった(不便&アラームが来なくて少し慌てた)。
⑥従来はクレードルに嵌めて充電していたところ、本機はマグネット付きのアタッチメントになった(不便):
Oppoband2b
このアタッチメントは、磁石の反発によって逆接続できないようになっています。それは良いのですが、剥き出しの端子が接続しなくても通電状態になっていて、金属板に貼り付くなどすると危なそう。使わないときは抜くか、カバーをするべきだと思いますが、取扱説明書にも記載ありません。

さて、
OPPO Band Styleの充電ができなくなった事象の原因は、使っていたUSB延長ケーブルの断線でした。充電用クレードルのケーブル長が12cmと短くて常設しているUSB電源アダプタに届かず、使っていた延長ケーブルが切れていました。このことに、新しく買ったOPPO Band 2を繋いで充電できないまで気付かなかった次第(いやはや)。こんどは40cmあって直接届くようになりました。

上記のように、全体としては正常進化していますし、特に重いとか大きすぎるとかということも無いので、乗り換えることにしました。従来機はこの機会に綺麗に掃除して片付けておきます。それにしても、3年半使っても電池がしっかり持っていたのは高評価です。新機種も長く使えますように。
この機会に、私のスマートバンド遍歴をまとめてみます。最初はSONYのSmartBand Talk SWR30で、2015年6月から2017年9月まで2年ちょっと使っていました。元々Xperiaの周辺機器としてソニエリのスウェーデンでデザインされたらしく、電子ペーパーの常時表示ディスプレイをはじめ見た目も機能も洗練されていて良かったです。電池もちが悪くなってきたところで、次のをプレゼントされて引退しました。
2代目もSONYで、初代のwenaであるWN-WB01S+WN-WC01W-Hでした。これは退職の餞別に頂いたもので、2017年9月から2021年4月まで3年半ぐらい使っていました。ヘッド(ムーブメント)がズッシリ重くて存在感のある時計に、バイブとLEDによる意外に多彩な通知とFeliCaの機能性は良かったのですが、Bluetooth(BLE)接続が不安定だったり、SUS316Lにも関わらず肝心のバンドが腐食したりと、なかなか尖っていて楽しめました。これも電池もちが悪くなり、最終的には壊れて引退しました。
3代目が従来のOPPO Band Styleで、2021年5月から2024年11月まで3年半ぐらい使っていました。これだけ使っていても電池もちは1日10%から一向に悪くなる気配がなく、まだまだ使えると思っていたのですが、先週末に30%→80%で充電停止してから充電できなくなってしまい、仕方なく次のを探しました(結果として、上記の通り濡れ衣だったのですが)。
そして今回のは4代目のOPPO Band 2です。OPPOのスマートバンドとしては3代目になるようです。XiaomiやFitbitも検討したのですがピンと来ず、現に不満も無いので後継機にした次第です。

画面サイズについてもメモしておきます。
・OPPO Band Styleは対角1.1インチで横126x縦294pixel、DPIはSQRT((126^2 + 294^2)/1.1^2)〜290dpi
・OPPO Band 2は対角1.57インチで横256x縦402pixel、DPIはSQRT((256^2 + 402^2)/1.57^2)〜303dpi
・情報量は(256x402)/(126x294)〜2.78倍

以上、何かの参考になれば幸いです。

パドラッパ from MacBook Air (2017)

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2024/11/07

フィリップスQC5580の電池交換

2013年にスキンヘッドにしてから11年になります。当時いろいろと手入れの仕方を調べて実践し、いちばんお手軽だったのがフィリップスのセルフヘアーカッターQC5580でした:
Qc5580p01
見た目ゴロンとしたシェーバーで、ヘッドがボディの横に付いており、使いやすい向きに回せるのが特徴です。上の写真では分かりやすいように、ふだん使わない角度にセットしています。
ちなみにフィリップスにはQC5570という兄弟機があって、こちらにはヘアシェービングヘッドが付いていませんでした。

5年ぐらい使った2018年に電池が持たなくなって買い換えたときには品名がQC5582に変わっていたのですが、マイナーチェンジで使い勝手などは全く変わっていませんでした。
それから6年経って、また電池が持たなくなったのですが、こんどは販売終了で後継機がありません。仕方がないのでダメモトで電池交換してみたら成功したので、メモを残しておく次第です。ただ、替え刃も販売終了しているので、刃がダメになったらお終いです。

ケースの開け方は、廃棄時の電池リサイクル方法として、取扱説明書に書いてありました(リンク先PDF): QC5580JP_A6_CS3
(「お客様による充電池の修理交換はできません。」は自己責任で無視して、)注目の図はP.22下にあります:
Qc5580p02

再利用可能なように開けるには、ギターピック数枚とトルクス#6ドライバーを使います(図のようなごついマイナスドライバーを使うとケースを止めている爪が折れ、ミニマイナスドライバーではトルクスねじの山が潰れます)。少々苦労しつつ開けてみると(写真を撮り忘れたのですが!)NiMH単4電池2本へ端子が直にカシメスポット溶接(参考)で取り付けられていて、普通には交換不能でした。
そこで電池の収まるスペース内で電池ケースを作ってエネループを収納しました。普通の電池ボックスのようなものを入れる余地は無かったので、プリント基板と銅箔テープを切り貼りして端子を作り、長いM3ネジを適当にカットして基板を挟む構造にしたところ、なんとか入りました:
Qc5580p03

Qc5580p04
ボディを開けるときに欠けたところをテープで補修しましたが(最初の写真の右下)、ちゃんと動くようになりました。ストックしている刃がもつ間は大事に使おうと思います。

以上、何かの参考になれば幸いです。もし試す場合は自己責任でお願いします(水回りで使うのでスキマは厳禁ですよ)。

パドラッパ from MacBook Air (2017)

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