30回目のHP100LX購入記念日
私がHP100LXを購入したのは1994年6月1日でした。今日でちょうど30年になります。
ハード的にはクロックは2.27倍速・RAMは6MBに改造しています。但し、RAMのはんだに一部クラックが入っているようで、4MB以上の領域にアクセスするとドライブが壊れることがあり、使用量をセーブしています。筐体のABSも脆化が進んでいて、あちらこちらテープで補修しており、内部の故障・不具合へのアクセスがしづらくなってきました。ちなみに補修方法は試行錯誤の結果として、ニチバンの製本テープ(黒)で覆うように貼るのがサラッとした手触りで、支持体が丈夫で伸びず、接着剤が漏れず粘着力も強く、テカらないので目立ちにくく、現状ではベストです。
……目立ちにくさが写真で際立ちますね。 ストレージはトランセンドの非標準(SDHCでない)4GBのSDメモリカードを使っています。当初10MBのフラッシュを使っていた頃からすると夢のような大容量と、MS-DOSベースのアプリはデータが小さいおかげで、旧いデータもそれほど消さずに済んでいます。
ちなみに、上記の補修テープでPCMCIAカード脱着レバーが動かなくなっているのですが、SDカードアダプタがプッシュイン−プッシュアウトなので問題無く脱着でき、PCMCIAが絶滅危惧種になってしまったPC側のリーダライタも問題無く使えています(Panasonicなどの規格に厳密な製品を除く)。 思えば、1994年5月に関数電卓を壊してしまって新しいのを探して大きな文具&書店に行ったときにFMODEM携帯端末研究会著「HP 100LX徹底活用ブック」(リンク先は国立国会図書館)と巡り会ったのが始まりでした。この辺の詳細について、FHPPCの制作委員会編「I Love LX」(リンク先は版元)に一節書いたのも懐かしいです。 あと何年使えるか分かりませんが、これからも大事にしていこうと思います。 パドラッパ from MacBook Air (2017)
右はキーのジャンクを使った自作RPN電卓です。
いま使っているHP200LXは3代目(初代が100LX、2, 3代目が200LX)で、スケジューラAPPTをはじめとするデータを連綿と30年間積んできており、私自身が忘れていることや記憶改変していることも正しく記憶し続けてくれていて、とても助かっています。ハード的にはクロックは2.27倍速・RAMは6MBに改造しています。但し、RAMのはんだに一部クラックが入っているようで、4MB以上の領域にアクセスするとドライブが壊れることがあり、使用量をセーブしています。筐体のABSも脆化が進んでいて、あちらこちらテープで補修しており、内部の故障・不具合へのアクセスがしづらくなってきました。ちなみに補修方法は試行錯誤の結果として、ニチバンの製本テープ(黒)で覆うように貼るのがサラッとした手触りで、支持体が丈夫で伸びず、接着剤が漏れず粘着力も強く、テカらないので目立ちにくく、現状ではベストです。
……目立ちにくさが写真で際立ちますね。 ストレージはトランセンドの非標準(SDHCでない)4GBのSDメモリカードを使っています。当初10MBのフラッシュを使っていた頃からすると夢のような大容量と、MS-DOSベースのアプリはデータが小さいおかげで、旧いデータもそれほど消さずに済んでいます。
ちなみに、上記の補修テープでPCMCIAカード脱着レバーが動かなくなっているのですが、SDカードアダプタがプッシュイン−プッシュアウトなので問題無く脱着でき、PCMCIAが絶滅危惧種になってしまったPC側のリーダライタも問題無く使えています(Panasonicなどの規格に厳密な製品を除く)。 思えば、1994年5月に関数電卓を壊してしまって新しいのを探して大きな文具&書店に行ったときにFMODEM携帯端末研究会著「HP 100LX徹底活用ブック」(リンク先は国立国会図書館)と巡り会ったのが始まりでした。この辺の詳細について、FHPPCの制作委員会編「I Love LX」(リンク先は版元)に一節書いたのも懐かしいです。 あと何年使えるか分かりませんが、これからも大事にしていこうと思います。 パドラッパ from MacBook Air (2017)
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