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2023/12/01

EvernoteからUpNoteへのお引っ越し

2023年11月30日にEvernoteから、無料プランでの大幅な機能制限を12月4日より行うという発表がありました。
Update: Evernote Free accounts will have fifty notes and one notebook
これによると要点は:
1. ノートブック数を1に、ノート数を50に制限する。
2. 既存の表示・編集・エクスポート・共有・削除は行える。裏返せば新規にノートやノートブックの作成はできない。
ということのようです。詳しくは次の記事にあります:
Evernote、無料プランを大幅制限 ノートの上限数が10万→50に - ITmedia NEWS
「Evernote」無料プランの上限変更が正式決定、導入は12月4日から - 窓の杜

さて、
個人的にはEvernoteを2010年6月から使っていて、一時期は課金もしていたのですが主な用途はメモ保存とニュースクリップで、あまり大した機能は使っておらず転送量も少なく、結局のところ無料プランで十分だと分かったので、ずっと無料でありがたく使っていました。この際だから課金することも一瞬考えたのですが、私が使う機能に年1万円オーバーは見合わないと感じます(貧乏くさくてすみません)。
課金は月1100円から

何はさておき、vaio(C type, Windows10)にインストールしてあるEvernoteのデスクトップアプリで、ノートブックをエクスポートします。Evernote独自のアーカイブ方式(.enex)が他のアプリで使えるとは限らないので、「数学ガール」の結城浩さんが7月にMastodonで書いておられたことを参考に、htmlでも保存しておくことにします。こうすれば「単一のWebページ」(ノートブック単位でまとめた.htmlファイル、以下「単一html」)をウェブブラウザ等で開いてPDF化したり一気にスクレイピングしたりできるでしょうし、「複数のWebページ」(ノート毎の.htmlファイル、以下「複数html」)から抽出するスクリプトを組むこともできるという考えです。ところがエクスポートは一筋縄でいかず、やたらと時間が掛かったり、特に単一htmlでは途中でエラーが出て止まったりしました。これはヘルプページに100ノートまでとあるのに2000ノート近くまでやってるせいかも知れませんし、私と同じように慌ててエクスポートしている人が世界中にいたせいかも知れません。結果として単一htmlにできたのは約1500ノートまでのノートブックで、2000近くノートがあるノートブックはできませんでした(後で再チャレンジします)。最終的にノートブック7つ・合計4000ノートが、enex計700MB、複数html計2GB、1ノートブック分を除く単一html計350MBになりました。

一通りエクスポートできたところで、よりスマートな方法を考えます。Evernoteからインポートできて、似たようなことができるノートアプリをあれこれ調べたところ下記の記事などから、買い切り3500円で使えるUpNoteが良さそうだと思いました:
14年使ってきたEvernoteをいよいよ見放す(2) - 移行先アプリはUpNote - KuriKumaChan’s diary
12年つかったEvernoteからUpNoteに乗り換えた|UCH
ノートアプリ難民必見!UpNoteが超気に入った理由を語りたい – RYOB.net
大きな問題点は【ノート共有ができない】ことと【webアクセスができない】ことのようです。前者は致命的だという人もいそうですが、後者は課金前提であれば問題無いでしょう(Evernoteの無料プランはアプリ2台制限があったので、これを回避するのにwebアクセスを使っていました)。あと、個人的にはEvernoteにリンクしていたATOK Padという古のメモアプリを使えなくなるのがちょっと痛いですが、これは何か考えます。

とりあえず、UpNoteをMacBook Air(2017, Catalina)スマホ(AQUOS Sense 6, Android13)vaio(C type, Windows10)へ各アプリストアからインストールしてみたところ、特に違和感なく使えました。買い切りの課金はAndroidだと3480円にクーポン100円引きでした。あと、ChromeにはUpNote Web Clipperも入れておきました。webクリッパーはMacアプリもあるのですが、こちらはmacOS11以上ということで、私のCatalina (macOS 10.15.7)には入れられませんでした。
Evernoteのアーカイブを作ったvaioでUpNoteへのインポートを始めようとしたところ、20MBを超えるファイルや30万文字を超えるノートはインポートできないという制限が表示されました。私の場合、7つのノートブックのうち4つのenexファイルが100MBを超え、うち2つのenexファイルが200MBを超えていたので切り分けるのは厳しいと思いつつダメモトで小さい順にUpNoteへインポートしたところ幸いファイルサイズチェックは無く、150MBまでの5つはインポートできたものの大きくなるほどCPU負荷が厳しくなり、200MB超ではOSが不安定になりました。そこで200MB超の2ノートブックについてはEvernoteに戻って新たなノートブックを作って半分ほどノートを移動する形でノートブックを分割してエクスポートし直し、結果として全てのenexファイルが150MB以下になりスムーズにUpNoteへインポートできました。しかし12/4以後だと新たなノートブックを作ることができないので、エクスポートの終わったノートブックを空にしてノートを移動するなどのテクニックが必要だろうと思います(それで本当にできるかは不明です)。あるいは一時的に課金するか。
なお、2000近くノートがあったノートブックは分割したあとでも単一htmlにはできませんでした(新たに作ってノートを移動してきた方のノートブックはOK)。ノート数だけの問題では無いようです。

Windowsでインポートが終わったら、MacとAndroidで同期確認します。4000ノートもある割にサクサク動きます。検索もとても速くてノーストレス。こんなに良いものをどうして知らなかったんだろうと思う一方で、今回のような騒動がなければ動かなかっただろうなと思います。ほぼ丸1日のスイッチングコストを払っただけのことはありました。
ただ、残念なことにMacのChrome webクリッパーが不安定で、動いたり動かなかったりします(WindowsはOK)。私個人の環境依存かなと思いましたが、レビューを見ると書いている全員が動作しないか不安定のようです(不具合でもないと書かないですしね)。まぁ、これはそのうちに直るでしょう。他方、AndroidのChrome共有は正常に動いています。

以上、何かの参考になれば幸いです。

パドラッパ from MacBook Air (2017)

ps. アップした直後に単一htmlにできなかったノートブックのノートを全部新しいノートブックに移してみたのですが、やはり単一htmlにできませんでした。どれかのノートが、複数htmlにはできても単一htmlにできないという不思議な状態になっているようです。

その後に気が付いたことを、随時次の記事に書いていきます:
EvernoteからUpNote、追補【随時更新】

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