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2021年3月

2021/03/18

Tinker Board 2Sのリカバリ方法(2021/03/19加筆修正)

バックアップを取ろうとして外部メディアから内蔵eMMCのブートドライブに書き込むという、超基本的なやらかしをして文鎮化してしまいました(てへぺろ
というわけで、リカバリしてみましたので、メモメモ…

参考:
Tinker Board SのeMMCのリカバリ方法 | Physical Computing FAQ & Tutorial

旧TinkerBoardSとは、ジャンパーの名称とポジションが違います。
Tb2s07
TinkerBoard2S QuickStartGuideより引用、ピンク加筆)
出荷時はピンクで囲ったポジションにあります(MaskromでもPower onでも無い位置)。
Maskromが、リカバリに使うポジションです(旧eMMC recovery)。

先に書いておくと、上記Physical Computingさんの記事とポジションが違うだけで、同じ手順です。箇条書きすると次の通り:
  1. 用意するもの:8GB以上のmicroSD, USB Type-Cケーブル, PCほか
  2. PCでmicroSDにイメージファイルを書き込む
  3. microSDをTinkerBoard2Sに挿す
  4. ジャンパーを「Maskrom」に差し換える
  5. TinkerBoard2SのType-C端子とPCを接続する
  6. TinkerBoard2Sに12-19V電源を挿す
  7. PCがTinkerBoard2SのeMMCを認識するので、PCからイメージファイルを書き込む
  8. TinkerBoard2Sの電源とType-Cケーブルを抜き、ジャンパーを出荷時ポジションに戻し、microSDを抜く。
  9. TinkerBoard2Sにモニタ・キーボード等を繋いで電源を挿す
これで、初期状態で立ち上がりました。

おまけ情報です:
  1. WindowsPCのUSB3.0ポートへ直接つないでも、MacBook Airの時と同じく外部電源なしではTinkerBoard2SのeMMCが認識できませんでした。これはASUSの取説と異なる挙動です。
  2. Power onのジャンパーをショートするとシャットダウンサスペンドします(2021/03/19誤記修正)。この挙動は設定できます。

以上、何かの参考になれば幸いです。

パドラッパ from MacBook Air (2017)

【2021/03/19】Power onジャンパの初期値はサスペンドでした、すみません。ほか若干加筆しました。

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2021/03/16

Tinker Board 2Sファーストインプレッション(2021/03/17追記)

きのう発売開始に気が付いてポチったTinkerBoard2Sが、もう届きました(公式にはTinker Board 2Sですが詰めて書きます)。
商品ページにはメモリーサイズ2GB版と4GB版があると書かれていますが、買ったのは2GB版で、いまのところAliExpressなどでも4GB版は見つかりません。
さっそく火入れし、気付いたことがいくつかあったので、その模様をお報せします。

かわいい箱に入っているのは、本体・ヒートシンク・アンテナ2本でした。
Tb2s01

何かと気になる技適マークは、本体でなく箱に書いてありました。工事設計認証番号201-180775です。
Tb2s02
折しも接待疑惑に揺れている総務省の電波利用ホームページで機器検索したところ、古く2018/10/30にカニチップで知られる Realtek Semiconductor が型式名 RTL8832CE で、M.2モジュール形態に複数種類のアンテナを使って取った番号でした。
ここで現品を見ると、前に確認していたのと同じくAzurewaveのAW-CB375NFを使っています。これは公式ページでRTL8822CE使用と書かれていて、また、RTL8822CEで検索して出てくる他社品も全て同一形状なので、このチップセットはM.2モジュール状態のリファレンスデザイン通りに製造すれば個別の認証は不要であるという前提なのかも知れません(個人的には初のケースです)。

また、商品ページではっきりと見えなかったUSBコネクタ部は次の通りで、左下がType-Cになっています
Tb2s03
ここがDisplayPort Alt Modeとして使えるようです。

まずは内蔵eMMCへのOSインストールから。ここでいきなり躓きました。
添付資料やWEBマニュアルには、Type-CのケーブルでPCと接続するだけでいいと書いてあるのですが、MacBook Air (2017)と繋いでもウンともスンともいいません。そこでDCアダプタを繋いで見ると、認識できないデバイスが検出されました。これはTinkerBoardやRaspberryPiで使っているmicroSDを挿したときと同じ挙動です。そのためここでフォーマットはせず、Tinker Board 2用のDebian OS V1.0.7ディスクイメージbalena Etcherで書き込みました。
DCアダプタが必要だったのは、MacBook AirのUSBポート電流容量不足だったのかも知れません。ちなみに先代TinkerBoardSはUSBを繋ぐだけでした。
ところで、公式ページ等にはDCアダプタは12-19Vとあるのみで、所要電流が書かれていません。私は今回、昔のThinkPadで使っていたもの(18V 1.88A)を使っています。
Tb2s04
ちなみにAliExpressには12V 2A品とのセットが出ています。

さて、火入れに入ります。
ディスプレイとキーボードと有線LANを接続して電源を入れると「いつもの」ふざけた壁紙が出てきてホッとしたのも束の間、設定を開始しようとしてメニューに「Tinker Board Configuration」が無いことに気が付きました。ここは昔取った杵柄で、ターミナルを開き
sudo tinker-config
でデバイス名の設定から進めていってリブート(フォルダ名の日本語化はいつもしません)、続いてキーボード設定をして再びリブート、そしていつもの
sudo apt update
sudo apt upgrade
で三度リブートして、初期設定は完了です。

ここで旧TinkerBoardSと見比べてみました。
Tb2s05
左の新しいのは、ヒートシンクがでっかいです。ただ、特に負荷を掛けていないので、触っても熱くはありません。

ここでChroniumを立ち上げてYoutubeをフルHDで見るなどのデスクトップ作業をしてみましたが、従来のSBCで感じたようなストレスは全くありません(なお、私はRaspberryPi4は使っていません)。これなら、WindowsPCの外付けSSDにインストールしたLinuxでちょこちょこっとやっていた作業は十分にできそうな気がします(個人の感想です)。SSHやVNCも普通に動いています。TinkerBoard2で新設されたCPU周波数などを変更するPower Management toolは、
sudo tinker-config
の7から起動できることを確認しましたが、まだ変更はしていません。

無線については、添付されていたアンテナを使わないで
sudo iw dev wlp1s0 scan
してみると、すぐ近くにあるアクセスポイントでさえ-80dBm台と低レベルで少し離れたAPは見えない状態だったので、無線LANやBluetoothを使うならアンテナの接続は必須です。

一方、まだフィジカルコンピューティング用のツールなどは入れていないのですが、とりあえずよく使うコマンドを2つ打ってみました:
gpio readall
sudo i2cdetect -y 1
これらはどちらも通ったので、GPIOやI2Cの基本ツールは入っているようです。ただ、まだデバイスは繋いでおらず、動くかは分かりません。まぁ、この辺はぼちぼちやります。
あと、GUIのパッケージマネージャも入っていません。何かいいのがあるか探してみようと思います。ともあれサクサク動くので色々いじってみたくなるデバイスです。

以上、何かの参考になれば幸いです。

パドラッパ from MacBook Air (2017)

【2021/03/17追記】
旧ケースに新ボードを入れてみました。電源とHDMI(とヒートシンクを通す穴)を削って開ければ使えそうです(自己責任で)。HATは付けられないですけど…
Tb2s06

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2021/03/15

TinkerBoard 2/2S発売開始!

しばらく情報を見ていなかったのですが、ふと気が付いたら2021/2/24付で発売開始していたことが2021/3/1にニュースリリースされていました:
ASUS Tinker Board 2の国内出荷開始のお知らせ | TechShare株式会社
商品ページの写真によると、基板のリビジョンがR1.0.2に上がっています。ちょっと手直しがあって、時間が掛かったのかも知れません。また、モザイクが掛かっているところに技適マークがあるのか、ちょっと気になります。

とりあえず2Sをポチりました。到着・火入れが楽しみです。

パドラッパ from MacBook Air (2017)

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