TrackPoint Keyboard II チルトスタンド修理(2020/08/29追記)
チルトスタンドが折れたのを機にフラットにして使っている Lenovo TrackPoint Keyboard IIですが、目の前に折れた部品があるのは気になることと、別件でプラリペアの新しいリキッド瓶を開けることになったので、チルトスタンドの修理をしてみました。
材料は折れた足と細めのゼムクリップ。ゼムクリップはバネ性のある芯棒を入れたかったので採用しました。φ0.6mmです。

折れた断面が斜めになっていてバリもあったので、ヤスリでフラットに削ります。そして芯棒を入れる下穴をピンバイスで開けます(ヤスリで削るのはピンバイスを真っ直ぐ立てて穴あけするためでもあります)。φ0.2mmから始めてφ0.7mmまで、できるだけ軸が合うように開けていきましたが、コンマ数mmのズレは治具でもないと無理だと諦めています。

下穴が開いたら現物合わせで芯棒を切り出します。今回の下穴は、両方とも5mmぐらいの深さになりました。ちょっと張り切りすぎたかも。

台紙に養生用の両面テープで貼りつつ芯棒を入れて位置合わせします。ヤスリで削った分、隙間ができています。ここからプラリペアの液が芯棒沿いに毛細管現象で入り込んで元の樹脂を溶かして固まるとともに、この隙間をプラリペアの樹脂で埋めることになります。ちなみに上記の軸ズレが0.2mmぐらいあったのを、両面テープ2枚重ねで調整しています。

よく晴れて乾燥し少し風もあるという絶好のプラリペア日和。液からのガスをできるだけ吸わないよう、ベランダで作業しました。
30分ほど重合硬化時間をおいて台紙から剥がしたところ、少し内側に傾いたのと、外側にダマができたのと、両面テープで貼っていた側にバリができました。バリは別に気にしませんが、内側に傾いたのは残念。ダマは邪魔になりそうなら後で削ります。

台紙の上側になっていた方は、液が流れたところが変色した程度です。こちらの写真の方が側面のダマが分かりやすいですね。プラリペア粉の粒が見えるので、液が少なかったかも知れません。肉眼では気付かなかったのですが、修行が足らん。

キーボードに組んでみると、内側に傾いてしまったのがありありと分かりますが、一応、収まりました。閉じるときのクリックもあります。ただ、若干アソビが大きい感じがあって、これが傾いた影響だと思います。

立てるときもクリックがあり、普通にチルトスタンドとして使えるようになりました(若干のアソビはあります)。

今回、芯棒が入ったので、たぶん元よりも丈夫になっています。実はこのやり方は、HP 100/200LXの電池蓋の爪折れ修復でどなたか(すみません忘れました)が開発された方法です。かれこれ20年越しに、またお世話になりました。
何かの参考になれば、幸いです。
パドラッパ from MacBook Air (2017)



















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