BOOX Poke Pro F/W 2.3版の感想

昨日2020/4/29の朝、久々にBOOX Poke Proのファームウェアアップデートがきているのに気が付きました。
私が買ってすぐに適用した2019/12/30の2.2.2版(ビルド番号：2019-12-30_23-10_2.2.2_1843383)から、2020/04/22の2.3版(同：2020-04-22_17-39_2.3_c4b7451)へのバージョンアップです。
（おそらく数日前に上がっていたのに、ある本をずっと読んでいて、気付くのに遅れました）
アップデート項目は19ほど挙げられています。以下、1日ほど使った感想も含めてまとめておきます。

項目10までは内蔵EPUB / PDF / textビューアNeoReaderについてです。
4. のFloating Toolbarが目新しいのですが、アップデート後に開いてみたところ未だ縦書き対応していなかったので、残念ながら使いません。詳しくは下記。
11以後がシステム改善についての項目です。
11. システムフォントのサイズが4段階に変わりました。サイズだけでなく、すっきりしたように感じます。ただ、日本語フォントがダイアログからはみ出すのは相変わらずで、内容確認したいときは英語に切り換えています。
13. ナビボールの機能拡張が大幅で、痒いところに手が届く感じです。これも詳しくは下記します。
18. Wi-Fi問題の解消。あまり気にしていませんでしたが、そういえば時々勝手に切れていました。少なくともこの1日では問題ありません。
さて、
大幅改善されたというNeoReaderで縦書きEPUBファイルを開いてみましたが、残念ながら横書きのままでした。
右の方に見慣れない"〈|"マークがあり、これがフローティングツールバーのキーです。

これを押すと、次のツールが出てきます。上から順番に「しまう（隠す）」「メニュー」「前ページ」「次ページ」「リフレッシュ」で、結構便利。

でも、読書尚友には到底かないませんからお蔵入りです。
続いて
ナビボール(Navigation Ball)に、ボールを常駐させずに「しまう」機能が付きました。
その他、ボタンに割り当てできる機能や、ナビボール自体の機能が大幅に増えています。特に強制リフレッシュとスクリーンショットが嬉しい。

また、ナビボールを邪魔だと感じることもあったので、透明度設定ができるようになったのもいい感じです。ちなみに、透明度の値が小さい方が透明になるので、これは不透明度ですね（英語モードでもTransparencyになってますが〜）。といいつつ、「しまう」ことができるようになったので使いません。
スクショのサンプルはこんな感じです：

残念なのは、相変わらずランチャーアプリを変えるとリフレッシュモードなどが変更できなくなることです。仕方ないのかな。
あと、タッチの精度・感度が少し良くなったようです。読書アプリでアンダーラインを引きやすくなり、SONY Readerでのページ送り不具合が改善したような気がしますが、これはリセットしたせいか気のせいかも知れません。
ちなみに公式サイトのサポート情報は2つ前のバージョン2.2.1から更新ありません。オンラインでアップデートできようになったから放置されているのかも知れませんが、リリースドキュメントぐらいは欲しいかな！
BOOXシリーズの別商品については2020/4/13付けでプレスリリースが上がっていますが、ちょっと内容が違うようです：
BOOX Firmware V2.3 is Available for Update Now - ONYX BOOX - Medium -
ともあれ、Poke Proを見捨てなかったOnyxさんに感謝。
そのOnyx Internationalさんの拠点は広州で、各種報道によると当地もコロナ禍で大変だったようですが、動き出せたのなら良い報せだと思います。
パドラッパ from MacBook Air (2017)